仕事を早退したいと部下が言ってきた

仕事

【実例あり】急に早退したいと部下が言わなくなる3ステップ対応

部下に急な早退を申し出られると上司は対応する仕事が急に増えます。

正直、部下を引き留めたい気持ちは今でもあります。

ですが、帰らせるにあたって必要な行動は

帰るまでの猶予を聞く

帰らせる

後日理由を聞いて対応

の3つだけです。

「理由は後で良いのか?」と思うかもしれません。

ですが、後々の事を考えると理由など聞かずにさっさと帰らせる方がお得です。

お得な理由は2つあります。

  • 次から急に早退しなくなる
  • 部下が上司を信頼してくれる

それでは、部下が急に早退したいと言ってこなくなる早退のさせ方を 3ステップで説明していきます。

1 スムーズに早退してもらう必須の確認事項

部下が早退したい

部下が早退したいと言ってきた時に必要な情報は「引継ぎの時間が残っているかどうか」だけです。

「何時までに退勤したいのか」

これを確認して明確にしましょう。

この時に注意したいのは

冷静に対応する事です

嫌な顔や怒った風に応対すると、早めに切り出せた早退の連絡を次からもギリギリまで言い出さなくなる可能性があります

残った時間で引継ぎ、片付けを終えてもらう必要があります。

確認を終えたら作業に取り掛かってもらいましょう。

時間が足りない様なら最低限、今の仕事の状態だけでも教えてもらいましょう。

2 出来るだけ素早く早退させる

早退

退社したい時間が来たら、すんなり早退させてしまいましょう。

部下に会社に残ってもらうデメリットは多くメリットは殆どありません

部下の早退に対してよりも、その後にどうするかを考える方が仕事もスムーズに行きます。

早退後の事を素早く指示する事が出来れば、帰る部下も残っている他の部下からの信頼も得られます。

信頼を得られる理由はとしては。

部下の早退は、突然の有給と同じく仕事では問題です。

部下はどんな時でも、上司の問題解決能力を見ています。

問題に対してスムーズで冷静な対応を見せれば信頼されます

事を荒立てたり、問題を長期化させれば信頼を失います。

早退後の仕事をスムーズに行えるように部下をフォローする事で、頼りになる上司として部下は信頼してくれます。

また、帰る側も素直に帰らせてくれた事を感謝するでしょう。

帰らせる方が部署の運営上は有利に働きます。

部下の早退を引き留めて残ってもらう3つのデメリット

  1. 部下が断られる可能性を考慮して悩む、今後もギリギリまで早退の連絡を切り出さなくなる。(急な早退が続く)
  2. 心配事や体調不良。また、断られた不満を押して業務を続けるのでその後の仕事の作業効率が著しく低下する(最悪ミスや事故につながる
  3. 本人と共に他の部下からも信頼されなくなる。他の部下もギリギリまで早退を切り出さなくなる。

3 次に出社してきた時に理由を聞く

面談

後日、仕事の合間にでも部下が一人の時に早退理由を聞くと共に、理由に関わらず早退の連絡は可能な限り早くするように指導しましょう。

部下の早退理由に問題が有る場合もあります。

その場合は、個人的に面談を行いましょう。

早退は、突然の有給と同じく部署に迷惑を掛けています。

上司が素直に早退させてくれるからと、何時でも簡単に帰れると勘違いさせるのは得策ではありません

また、早退の仕方がずさんな部下を放置するのは他の部下からの信頼を損ないます

誰しも不公平は嫌います。

適当な理由でも早退できる部下を放置すると他の部下も適当な理由で帰り始めるか、上司に不満をもって最悪退職してしまうでしょう。

しかし、早退を申し出てきた時は帰る事で頭が一杯で理性的に話を聞き入れてくれない場合が多いです。

そのため部下が出社して来た後日に面談に持ち込むのが有効です。

補足:面談した方が良い早退理由

  1. 個人的な感情による早退(気が乗らないから等)。退職に至る不満がある場合もある。
  2. 明らかな証拠がある嘘。上司に嘘をついても良いと考え、仕事の他の場面でも嘘をつく様になる。(証拠がない場合は疑わしくても追求しない方が良い)

部下の早退理由の実例

部下が大丈夫だと言ったので残らせたが負傷してしまう

負傷

部下が体調が悪いから早退したいと言ってきたので強めの口調で「せめて定時までは我慢できないか?」と聞いてしまう。

部下が「部下が定時まで頑張ります」と答えたので業務を続行させたが金型(重さ150㎏)を膝に落として負傷。

幸い打撲で済み責任問題などには至らなかったが、部下はその後3日休む事に。

無理に残らせたことで被害が大きくなった例。

我が事ながらブラック上司な対応でした。反省してます。

怪我の理由が体調不良かどうかは判断が難しいところですが。

部下も周囲も無関係とは思ってくれません。

何度も引き留めた結果、だんだん嘘がエスカレートする

嘘

当時主任の自分に早退を申し出てきた部下に理由を聞き、毎回引き留めていた結果

「母が病気で病院に付き添いたい」

「朝、来しなに事故を目撃した当事者になったので警察に行く必要がある」

等々、毎回違う理由で帰ろうとするようになる。

見かねて課長が面談したところ、全て嘘だったと発覚する。

嘘をついていた事は気にしなくて良いと伝えたが翌日から出社してこなくなり、そのまま退職

毎回理由を聞いて引き留める事で、知らずに部下を追い詰めていた例。

普通に帰らせていれば、嘘をつく必要もなく退職にも至らなかったのではと後悔してます。

また、課長が面談すると白状したと言うのも

「自分は本音も行ってもらえないほど信頼されてないのか

」と、当時ショックでした。

まとめ:仕事を早退したいと部下が言ってきた時は

まとめ

  1. 早退までの猶予を確認する
  2. スムーズに早退させる
  3. 後日、早退理由を聞いて対策する

冠婚葬祭等の解り易い理由から、判断に困る事まで部下の早退理由は千差万別です。

早退理由にいちいち気をもむよりは早退=問題の一つとしてサッと解決出来るようにしておきましょう。

部下が早退を可能な限り早く切り出すように信頼関係を築いていれば、事後処理をする余裕も取り易くなっていきます。

加えて、信頼関係が高まれば部下が

「いついつは早退するかも知れません」

と連絡してれるようになり、更に対応しやすくなります。

そのために、上司としては欠員が出た時の仕事の行い方を普段から考慮しておくのをお勧めします。

  • この記事を書いた人

天城 士土

40代、中間管理職 現在課長 このブログでは、自分が社会人になってから仕事で感じた問題点の解決策を書いています。 少しでも同じ状況の人が救われれば幸いです。

-仕事