部下の育成や指導の方法は?上手く教える指摘の仕方やコツは

部下の育成や指導の方法

ミスが多い。

仕事が遅い。

言うことを聞かない。

 

部下は仕事の要ですが、育てるのは大変です。

 

10年近く部下を育ててきましたが、極限まで絞ると部下の成長度合いは二つのタイプに大別されるのが解りました。

その二つのタイプごとの対応について書いています。

 

どんなタイプがあるのか

 

部下には最初からミスし難い部下と、ミスが多い部下が居ます。

仕事の速度とミスの関係から部下のタイプが解ります。

 

ミスが多くなるのは

 

物事を感覚的に捉えている、身体で覚えるタイプです。

業務は、事務も実務も全て身体で感覚的に覚えます。

 

本人が自覚しているか否かに関わらず「大体こんな感じ」と言う風に仕事を捉えて作業を始めます。

完全に理解していなくても仕事を始められるので作業は早くなりますが、ミスを防げません

 

仕事が遅いのは

 

物事を理論で捉えている頭で覚えるタイプです。

先ず何よりも理解出来たかどうかを重視します。

 

作業を始めるにあたって解らない所が有ると、考えこむか聞いてきます。

「先ずやってみる」と言う事が無く、解らない事があると仕事を止めます。

 

理解するまで仕事を始めないのでミスは少なくなりますが、仕事は遅くなります

 

タイプ毎の特徴

 

二つのタイプの特徴。

メリット、デメリットを書いています。

 

身体で覚えるタイプ

 

一見、肉体労働等の実務に向いていそうです。

しかし、ミスが致命的になる場面でも容易にミスするため労働災害等も起こしやすく大変危険な存在です。

 

最初の内はミスが許容される作業を任せる形になると思います。所謂雑用係です。

 

メリットとしては身体で仕事を覚えるので仕事を覚えるのが早い傾向にある事です。

適切にミスさせる(ミスをフォローできる状態で作業を開始させる)事で段階的に仕事を覚えてくれます。

 

 

頭で覚えるタイプ

 

一見確実に仕事を行ってくれそうですが、放っておくと仕事が停滞するので納期を守らせるのが難しい存在です。

 

最初の内は教育係が付きっ切りで細かく指導を行う必要が有ります。

想像力に掛けている傾向が有り、一から十まで指導が必要な人も多いです。

 

メリットとしてはミスをし難いため目を離していても安心な所です。

 

育成時の対応方法

 

育成の基本は本人が出来ていない事を気付かせる事です。

大抵の場合、人は自分の考え方や傾向に問題が有るとは思っていません

 

確認方法も身体で覚えさせる

 

ミスが多くなるのは知識が足りない事もありますが、確認方法を理解していない事が原因です。

 

身体で覚えるタイプの人は作業の大筋は素早く理解してくれますが、自分の尺度で作業内容を取捨選択している事が大半です。

結果として作業の中でも地味に見える、反復して確認する工程を飛ばしがちです。

 

なので、確認部分を含めて覚えさせる必要が有ります。

指導する側は部下が作業の確認部分の行程飛ばしを行っていないかを見ておくのが効果的です。

 

身体で覚えるタイプは作業を大体出来ている状態にするのが得意なので、指導する側の理想の出来上がりに近付く様に修正する方向で指導していきます。

 

 

習慣化させる

 

頭で理解するタイプは単体の作業を覚えるのは得意です。

全体の作業を一つの作業として行えるように習慣化する必要が有ります。

 

1つ1つの作業を教えた後に、全体の流れを教えて滞りなく作業を行えるように作業ごとの繋がりを教えていきます。

作業の合間に仕事が停滞した場合はその作業と次の作業の繋がりが理解出来ていないと言う事なので、そこを再び指導する必要が有ります。

 

頭で覚えるタイプは一個一個の作業をマニュアル通りに完璧にするのが得意なので、指導する側の理想の出来上がりになったら次に進むように修正する方向で指導していきます。

 

まとめ:部下の育成や指導の方法は

 

  1. 部下の仕事の覚え方には二つのタイプが有る
  2. 身体で覚えるタイプは仕事を覚えるのが早いがミスしやすい
  3. 頭で覚えるタイプはミスし難いが仕事が停滞しがち
  4. 身体で覚えるタイプは確認作業を重視して教える
  5. 頭で覚えるタイプは作業停滞部分で次に進むように教える

 

部下のタイプによって教えるべき重点ポイントは違ってきます。

ですが、最初の内は大体この2タイプのどちらか寄りです。

 

人は放っておいても成長するので経験と共に修正されていきますが、より早く成長させるには出来ていない所を的確に指摘してあげる方が良いです。

 

あくまでも仕事を覚える事の傾向なので、部下が二通りしか居ない訳ではありません。

また、部下に言う事を聞いてもらえないと言う問題もありますが、それは仕事を覚える事とは別の問題です。

 

部下の成長が部署の能力に直結するので、上司の仕事の中では特に部下の指導に注力するのをお勧めします。

 

この記事以外の部下に仕事を任せる時の考え方や、方法をまとめた記事はこちらになります。

 

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