上司は嫌われるのが仕事って本当?部下に避けられても仕事で問題はない?

上司は嫌われるのが仕事

「上司は嫌われるのが仕事」と言われています。

私も主任になりたての頃に課長から言われました。

 

今では意味がわかりますが、当時は「嫌われるのは問題では?」と思ったものです。

 

上司は確かに嫌われるのが仕事ですが、それは嫌われ方によります。

嫌われるのが仕事と言われる所以を書いています。

 

上司が嫌われるのは何故?

 

嫌われるのが仕事ですが、そもそも上司は嫌われる生き物です。

誰かの上に立つ時は嫌われるのを覚悟しておかなければなりません。

 

部下は上司の仕事を理解できない

 

上司は部下の仕事を経験しています。

なので部下の仕事を理解できます。

 

しかし、部下は上司の仕事は未経験で知識として理解できたとしても本質的には理解できません。

 

これは泳いだ事がない人に「水泳の意味が解るかどうか」と言うことに似ています。

泳いだことがない人でも泳ぐ事や泳ぎ方は知識として理解できるでしょう。

ですが、経験がないので体感では解りません。

 

この体感では理解できない部分に部下を指揮、指導したり、部署の管理を行ったりする仕事があります。

 

特に平社員は人をマネジメントした経験がありません。

なので上司が部下に対して行う指示、指導に対して「何を言っているかは解るけど共感できない」状態になります。

 

誤解が不信感を生む

 

上司にとって部下は絶対に必要な存在です。

なので無碍に扱うことは基本的にはありえません。

 

部下に不利益な指示、指導が行われた場合は必ず理由があります。

厳しい指導や理不尽な指示は部下を成長させるためで有ることも多いです。

しかし、部下は上司の仕事を理解できないので共感できません。

 

上司が部署の目標や部下の成長に対してベストな指示、指導をしたとしても部下の視点から見て部下本人に不利益だった場合は共感できないので不信感を抱かれます

 

嫌われ過ぎには注意

 

確かに嫌われるのが仕事です。

しかし、行き過ぎてしまうと仕事に支障が出てしまいます。

 

報連相が途絶えたら信頼欠如の証拠

 

人は嫌いな人間をできるだけ避けようとします。

嫌われ過ぎると先ず報連相が的確でなくなってきます。

 

どんなにルールで縛っても強く指示を出したとしても部下が理由をつけて報告を避けようとしてきます。

ここまで嫌われるのは行き過ぎです。

 

これは単に嫌われたのではなく信頼も損なってしまっている場合に発生します。

 

上司は嫌われるのが仕事ですが信頼されなければいけません。

 

「嫌い」の反対は「信用できる」ではなく「好き」です。

つまり、嫌われている事と信頼されることは別の感情なので両立します。

 

嫌われても良いですが、信頼を損ねてしまうと仕事が成り立たなくなります

 

好かれるのは問題

 

逆に好かれてしまうのは問題になります。

好かれる事は仕事に甘えを生みます。

 

好きという感情は一方通行では長続きしません。

部下が上司を好きなら上司も部下を好きな状態でしょう。

 

好きな部下に厳しい指導や指摘を行ったり、部署の目標のために無理な指示を出したりできる上司はいません。

そして好きな上司から厳しい指摘を受けたい部下もいません。

 

結果として部下は育たなくなり、上司は指示に遠慮が出るようになります。

 

 

嫌われ過ぎないためには

 

嫌われ過ぎて信頼も失うのは嫌われるのが仕事の本質とは違います。

好かれないようにして甘えを絶つ、しかし、信頼を失わない態度が必要です。

 

信頼関係を構築するには

 

嫌われても信頼を損なわないためには、先ずは話し掛けやすい上司になる必要があります

 

嫌われている状態なら、部下からは上司に必要がない限り話しかけたくないと思っている可能性が高いです。

この場合、報告してきた部下に対して聞く姿勢ができていれば改善されます

 

聞く姿勢とは視線を交わす事話を最後まで聞く事です。

 

部下が報連相を行った時に例え忙しくても部下と視線を交わして話を最後まで聞く姿勢が必要です。

これによって部下は話が無碍にされていないことを感じ取るので嫌いでも報告はしてくれるようになります。

 

視線を交わすのはじっと見つめる必要はなく、報連相の最初と最後で十分です。

 

また、上司は部下の報告内容に経験上予想が付く場合もあるでしょう。

しかし、報告を遮られると部下は嫌悪感を抱くので最後まで聞いてから指示を出すほうが有効です。

 

不満が溜まり切る前に話を聞く

 

何でも話をしていい場を設けて部下の話を聞いてあげるのも信頼関係の構築には役立ちます。

お勧めは個人面談です。

 

どんなに注意して部下を扱っていたとしても、不満は溜まっていってしまいます。

なので定期的に面談を行う事で話を聞いてあげるのが理想です。

 

周りに他の人が居ると話しにくい事も有るので、別室でマンツーマンで話を聞いてあげましょう。

 

この時に部下から話された内容には、全て対応出来なくても大丈夫です。

上司として、どこまで配慮できるかを話して共感を示すだけも部下の信頼は損ねませんし、聞いてもらえた部下の気持ちは軽くなります。

 

遅くても季節の変わり目になる3ヶ月に1度程度は面談を実施するのをお勧めします。

まとめ:上司は嫌われるのが仕事とも言える

  1. 部下は上司の仕事を理解できず共感もできない
  2. 共感できない不信感から上司は嫌われる
  3. 嫌われるのは仕事だが信頼を失ってはいけない
  4. 信頼を得るには話を聞いてあげる

 

好かれる努力は上司には不要です。

しかし、信頼関係を損ねてしまうのは問題です。

 

上司は嫌われるのが仕事なのは、好かれる事によって発生するなあなあな雰囲気が仕事の結果に悪影響を与えるからです。

 

部署の目標を達成するために、嫌われつつも信頼できる上司を目指すのをお勧めします。

 

この記事以外の上下関係や上司の立ち振る舞いについての記事は、こちらにまとめてあります。

 

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