仕事でのミスは対策の方が原因より重要?失敗を無駄にしない部下育成の方法は?

仕事のミスは対策の方が原因より重要

部下が失敗した報告を聞くのは辛いものです。

上司としては責任を取らざるを得ない為、各方面に頭を下げに行ったり、対処法を考えたり等々。

一気に仕事が山積みです。

また、失敗した本人も委縮してしまい良いことなしです。

 

しかし、失敗はつきものですし自分も失敗を重ねて今の立場まで来ました。

失敗から学んだことも多くあります。

 

では、部下には失敗させるべきなのでしょうか?

させるとしたら、どのようにさせるべきなのでしょうか。

 

成功よりも失敗から多くを学ぶ

 

どんな人も成功の陰に倍以上の失敗を重ねます。

 

成功は人を弱くする

ルーチンワークでは余程の完璧主義でもない限り、人は成功すると成功した時のやり方を繰り返します。

尚且つ、もっと楽にできないかと手順を端折りだしたりします。そして失敗します。

慣れた頃にする失敗とは、まさにこの状態です。

 

失敗は成功の母と言いますが成功は失敗の父と言えます。

 

失敗だけが人を強くする

 

失敗したい人は居ません。

 

人は失敗に対して強い不快感があります。

なので、次も失敗しようとする人は居ません。

 

同じ手順はしませんし、危険な部分は慎重に行うでしょう。

 

人は失敗した事や嫌なことを強く覚えるように出来ています。

あなたも過去の同じ頃の記憶なら成功の記憶より、失敗の記憶の方が鮮明なはずです。

 

人は失敗から多くを学ぶように出来ています

 

言い訳に注意

 

誰でも多少は自分の失敗に対して言い訳すると思います。

 

言い訳は失敗の記憶から自分の心を守る、人に備わった防御機構です。

しかし、言い訳が理由として成立する様にする(上司が言い訳を認める等)と、失敗から何も学ばなくなります

 

学んだとしても「次からはやらない」と言う消極的な考えのみでしょう。

失敗したら次からどうするべきかだけに意識を集中させなければなりません。

 

本能的な行動なので、特に練度の低い新入社員等は言い訳しやすいと考えて下さい。

言い訳は次からどうするべきかを考える訓練が足りないと言えます。

 

失敗を受け入れる環境作り

 

失敗が許されれば、人は対策に集中しやすくなります。

対策を行うことを重視し、失敗を許容する環境作りが上司に求められます。

 

失敗した事より言い訳した事に厳しく接する

 

失敗されると後始末の大変さから失敗した部下に厳しく接しがちです。

しかし、失敗そのものを責めると部下が委縮してしまい本来の能力を発揮しなくなります

 

委縮されると、スランプになったかのように同じ失敗を繰り返したり、普段はしない失敗をし始めたりします。

指導する際は言い訳に対してだけ厳しく接しましょう。

 

先にも書いた通り言い訳は本能的な行動なので人の常です。

 

私も今日まで言い訳を一切しない人を見た事は有りませんし、私も言い訳してしまいます。

ですが、言い訳しそうになった時に「次からどうするのか」と考えを切り替える様に訓練する事は出来ます。

そして訓練して習慣にする事も出来ます。

 

部下が言い訳を始めたら「そうじゃなくて、次からどうするのか考えてくれ」と指導できます。

毎回指導すれば、部下の方も最初から「次からどうするか」で話してくれる様に習慣になります

 

失敗の対策を考え記録させる

 

本人に対策を考えさせ、次からはどういった手順で行うのかを議事録等を用いて記録を取りましょう。

この時の対策法が有効だと判断したら保管しておきます。

そうすると、同じ失敗をした際に

「このように行うと書いていたが、その通りにおこなったか」

と振り返らせる事が出来ます。

 

人は他人に言われた事よりも、自分で宣言した事に対して大きく責任を感じます

以前宣言した議事録の内容と違う手順を踏んでいた際には大きく反省させることが出来ます。

 

これによって何回も失敗が続くことを防ぐことが出来ます。

 

失敗時の動きをルール化して失敗も仕事の一部にする

 

失敗が発生した時の一連の流れ、つまり。

失敗→処置→後始末→対策

 

これらを一連のルールとして指図書を作っておくと

失敗した時の様々なタイムロスを防げます。

 

また、失敗後の処置等が仕事の一環になるので失敗した本人と上司の心的負担が減ります。

 

対策までがルールになっていれば対策を考えるところまでスムーズに行えるため、再発を防げる以外にも指導に漏れが発生しづらくなるので失敗を無駄にしません

 

まとめ:仕事の失敗は原因より対策が重要

  1. 失敗だけが人を強くするので失敗させる方が良い
  2. 言い訳を認めると対策をしない理由が出来てしまうので強く戒める
  3. 失敗の対策を記録して見直せるようにすると指導を行いやすい
  4. 失敗を仕事の一部として取り入れてルール化すると心的負担とタイムロスが減る

 

人は失敗した時にしか学びません。

また、失敗したと感じる度合いにも人によって差が有ります。

人によって仕事を覚える速度にバラつきが有るのはこのためです。

 

あなたの部署では、あなたの思う失敗の基準があるはずです。

その基準をルールとして取り入れ、基準に達したら対策を考えるようにルール化すると、皆が失敗しない部署作りが出来ます。

 

失敗される事自体は心苦しいでしょうが、部下の失敗を受け止めるのも上司の仕事です。

せめて、その心苦しい失敗を無駄にしないためにも失敗した時に大きく前進する部署に変えていきましょう

 

この記事以外の部下に仕事を任せる時の考え方や、方法をまとめた記事はこちらになります。

 

また、これ以外の失敗に関する記事は、こちらにまとめてあります。

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