「褒めて伸ばす」のは部下に対して効果あり?問題やデメリットもある?

褒めて伸ばすのは部下に対して効果あり

私は褒めるのは苦手です。どちらかと言うと説教する方が得意です。

 

しかし、褒めるべきだとよく聞きますし。「褒めて伸ばす」をうたったセミナー等もあります。

セミナー通りに新入社員を褒めて伸ばしてみようと試してみましたが、効果を実感できませんでした。

 

本当に人は褒める事によって伸びるのでしょうか。

 

褒める事のデメリット

 

褒める事を勧めるセミナーなどではメリットばかりを説明されます。

しかし、褒める事にはデメリットがあります。

 

褒められないと意欲が湧かなくなる

 

褒めると人は喜びます。そして、やる気も出るでしょう。

 

しかし、褒めるのは御褒美にあたります。

 

仕事はするのが当たり前なのですが、御褒美を与え続けると相手に御褒美が貰えるから仕事をするという動機を与えてしまいます。

 

逆に言えば御褒美が無い(褒めない)と、やる気が出ないという事態が発生します。

また、褒めた時のやる気の出方も段々と弱い物になっていきます。

 

褒めたところよりも下が最終目標になってしまう

 

褒めると人は満足してしまいます。そして、「これぐらいやれば褒められるのか」と思います。

そして褒められたところを最大値として少し下に目標値があるかのように錯覚します。

 

営業目標105%達成等で褒めると次から95%達成時に叱責すると

「十分でしょ」的な雰囲気になります。

 

褒める事により目標に対する意識が下がってしまうのです。

 

褒められると、次の失敗を恐れる様になる

 

褒められた人は次も褒められようとします。

そして、褒められない状況を避ける様になります。

 

つまり、結果の出なさそうな事は避ける様になります。

 

褒められた事が無い人は褒められないのが当たり前なので、褒められようと思って仕事を選んだりしません。

褒められた人は逆に仕事を選び、挑戦的ではなくなってきます。

 

つまり、褒められ続けると段々と仕事が打算的になってきます。

 

褒めるのではなく任せる

 

 

承認欲求=人は誰でも認められたい

 

人が褒められると嬉しいのは承認欲求が満たされるからです。

承認欲求とは他社から認められたい欲求です。

 

先にも書いたデメリット無く承認欲求を満たす方法があります。

それが、任せるです

 

褒めるぐらいの成果を出した部下に。

「この件については、次からは君のやり方でやって構わないから結果だけ報告してくれ」

と言う様に、仕事をある程度委任してあげると褒めた訳では無いので目標に限度を作ることもないです。

 

人は任される=認められるになるので素直に喜んでくれるでしょう。

 

そして、任された仕事で成果が出れば成長感を感じます。

成長感は立派な御褒美になります。

 

任せる事により責任感が出る

 

成果を出した部下なので当然次も成果を出そうとするでしょう。

任されているので成果への責任感が出来上がります。

 

これにより、元から成果を出す部下は更に成果を出す様になるはずです。

 

もちろん成果を出し続けるには上司のフォローも必要でしょう。

しかし、責任感の無い部下を褒めつつフォローもする事を思えば何倍も楽で効果があります

 

まとめ:「褒めて伸ばす」の効果は?

  • 褒めるメリットは限定的で長続きしない
  • 褒め続けると、褒められないと出来ない人間に育つ
  • 褒めるより、任せる事で認めていると伝える

 

 

ここまで書きましたが、目標の倍以上の成果を出す等の時は褒めても問題ないと思います。

ですが、仕事上の褒める行為は最終的には昇給や昇進等で会社に示してもらう方が無難です。

 

褒めたいぐらいに出来る人にはどんどん仕事を任せていって、査定を良くして会社に褒美(昇給、昇進)を出してもらう。

これが一番理想の褒めて伸ばすになります。

 

褒めるのではなく、仕事を任せて認めてあげる事をお勧めします。

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