体調不良の時は、症状の程度や仕事の状況によって休むべきかどうか悩む事が有ると思います。
しかし、インフルエンザの疑いが有るなら先ずは検査するべきでしょう。
知らずに出社して部署内で感染が拡大すれば業務が停止してしまいます。
インフルエンザの症状やどのくらい休むべきかについて書いています。
インフルエンザの症状
インフルエンザの基本的な症状や潜伏期間などです。
風邪より症状が強い
風邪には倦怠感や微熱、喉の痛み等の初期症状が有るがインフルエンザの場合は悪寒、発熱が急激に始まるのが特徴。
さっきまで何ともなかったのに急に寒気が、と言う場合はインフルエンザの疑いが強い。
また、大抵は38度以上の高熱を伴う。
急に38度以上の熱が出た場合は、医者に行くのも辛いと思いますが検査を受けに行った方が良いです。
潜伏期間が長い
潜伏期間=インフルエンザウイルスに感染しているが発症していない状態。
1日~2日の場合が多いが、長い場合は7日程度の潜伏期間がある。
このため、発症した人が社内にいた場合は他の社員も感染してしまっている可能性が高い。
良く接触する社員(上司や部下、同僚)がインフルエンザで休んだ際は、念のために十分に休息して体力を残しておく方が良い。
潜伏期間中に医療機関で検査してもウイルス量が少ないためインフルエンザと判明しない。
検査は発症後1~2日目が最もはっきりわかりやすいため、発症前の検査は無駄になる可能性が有る。
むしろ、時期的に病院にインフルエンザの患者が大量に来ているとおもわれるので逆に感染してしまうリスクの方が高い。
予防方法は
インフルエンザの予防方法について書いています。
基本は手洗いうがい
風邪と同じく、最も多い感染源は口、鼻等の粘膜への感染です。
くしゃみ、咳による空気感染もありますが、感染者の触った物やくしゃみ、咳で飛散したウイルスに触れた手で自身の鼻、口を触る事により感染します。
外出後の手洗い、うがいが予防手段になります。
マスクについては予防と言うより感染拡大防止のためにインフルエンザを発症している人が着用すべきものです。
マスクをしているから空気感染を完全に防げるわけではありません。
また、インフルエンザ発症中は喉を乾燥させない方が良いのでマスクをするのは喉の感想を防ぐ意味でも有効です。
ワクチンは有効?
インフルエンザワクチンを摂取したとしても、インフルエンザの種とワクチン種の差等により感染を確実に防御できるわけでは無い。
しかし、症状が重篤化しない程度の免疫を得られる可能性もあるのでワクチン接種が全くの無駄と言う事もない。
感染防御、症状緩和ともに100%有効ではないが、感染時のリスクを緩和するために摂取しておいた方が良いと思われる。
どの位休むべきか
もしもインフルエンザだった場合は、会社にインフルエンザ発症時のルールが無い時はいつまで休むべきなのか。
感染期間が過ぎるのは
症状が小康状態になってから2日は他人に移る可能性が有る。
そのため、完全に治ってから二日は休む方が感染のリスクが無い。
しかし、この辺りは会社の考え方も有るので休む際に事前にいつ頃出社するべきか上司に相談しておきましょう。
また、会社に出社した際に問題にならない様に医師に診断書を作成してもらっておく方が良いです。
早く治すには
他の風邪等と同じく水分を取って良く寝る事が最も有効な治し方です。
インフルエンザウイルスは熱に弱いので、高熱で耐えられない場合を除いて解熱は行わない方が早く治る。
抗インフルエンザ薬を使用して治療する場合は早期に摂取しないと効果が薄い。
また、薬で治療した場合は十分な免疫が得られない場合が有る(再感染する可能性が残る)
まとめ:インフルエンザかも知れない時は仕事を休むべき
- 急激な発熱や体調不良はインフルエンザの可能性が高い
- 予防にはワクチンが有効だが確実に防げるわけでは無い
- 基本は風邪と同じく手洗いうがい
- 感染を防ぐため、発症したら完治してから2日は休むべき
我社でも、毎年社内からインフルエンザを発症する人が1~2人は出ます。
安全のため、インフルエンザの疑いが有る場合は検査を受けてもらってから出社するか判断してもらいます。
症状が重いので気付かずに出社する人もないとは思いますが、疑いが有る時は先ず医療機関での検査をお勧めします。
この記事以外の体調管理に関するものは、こちらにまとめてあります。
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