失敗に耐えられない時。
そんなときも出てきます。
私も過去に耐えられない事がありましたし、退職を選んだこともあります。
その時の退職理由は同僚を負傷させたことに耐えられなかったからです。
いえ、負傷させた人として周囲に見られるのが嫌で退職しました。
この時の退職によって学んだことを書いています。
失敗が続く原因は何か
失敗が続くのは大抵の場合は失敗を自分の問題としてとらえていないからです。
心のどこかで自分は悪くないと唱えていると、失敗は続いてしまいます。
環境が問題?
どんな失敗にも環境要因が多かれ少なかれ有ります。
例えば落ちていた石に躓いて転倒したとします。
この場合、躓いた原因である石は環境要因です。
しかし、失敗を防ぐ観点から行くと環境要因も含めて防ぐ必要があります。
この場合では石が通路上に放置したのも失敗の原因の一つだからです。
石が無かったら転倒しなかったと考えているうちは失敗は無くなりません。
石が通路上に無いようにするにはどうしたら良いかを考えて初めて失敗を無くせます。
他の人は失敗しないかどうか
特定の失敗において、自分以外の他人も失敗する様なら仕事のシステムに失敗しやすい要因が有ります。
しかし、他の人が失敗しない様なら本人の知識等に問題が有る可能性が高いです。
どちらにしても、自分の失敗として受け止めて対策しようとしないと失敗が続いてしまいます。
失敗する事自体に向いていない
失敗から逃げたいと思っている状態では対策できません。
失敗を受け止めきれないと、次の失敗を防ぐこともできないのです。
辞めたいと言う思いが失敗を招く
辞めたい、つまり逃げたいと思っている以上は失敗の対策とは無縁の状態です。
この心理状態になっている場合、仕事の全ては上手く行かないでしょう。
だから辞めた方が良いと言うのは簡単です。
しかし、原因が自分である以上、辞めたから解決するとは限りません。
次の仕事でも同じ失敗が繰り返される可能性が残ってしまいます。
当事者意識を持たないと失敗は終わらない
失敗に対策するには自分の責任だと思う当事者意識が必要です。
当事者意識とは、例えば自動車で通勤していて交通事故にあったから遅刻したとします。
この時に「交通事故が原因で遅れたから事故さえなければ」と考えるのが当事者意識が無い状態。
「交通事故もありうるから別の通勤手段を用意するか、出社時間を早めよう」と考えるのが当事者意識が有る状態です。
確かに、責任は相手の方が大きかったり環境要因の方が大きかったりする場合があります。
しかし、自分が関わっている以上は自分にも出来る事が有ります。
当事者意識とは自分に出来る事から始める考えになります。
そのため、対策がスムーズに始まります。
退職を考える場合
退職を考えるのも有と言えば有りでしょう。
失敗が気になり過ぎて仕事が手に付かないことだってあり得ます。
そういう場合の選択肢として逃げ道が無いと人は病んでしまいます。
逃げるのもあり
何でもかんでも抱えてしまうと人はストレスで病んでしまいます。
この時のストレスの度合いは夜眠れるかどうかで測れます。
気になり過ぎて眠れないと言うのなら上司や医師に相談しましょう。
それでも解決しないなら退職と言う選択肢は自分を守る上では有用です。
仕事も責任も大事かもしれません。
しかし、病気になるまで追い詰められたのでは仕事をする意味が有りません。
次も同じ失敗をする事を覚悟する
環境だけの問題ではないため、ただ退職して再就職しただけでは失敗が繰り返される可能性があります。
環境を変えると同時に自分も変わらなければなりません。
勿論、全て周りの環境だったと考えても良いかもしれません。
その方が精神的には楽でしょう。
しかし、転職したからと言って全てから逃れられるわけではありません。
必ず考えを改めるときは来ます。
まとめ:仕事で失敗ばかり続くから辞めたい時は
- 失敗は周囲の環境が原因でも自分が変わる必要が有る
- 辞めたいと思って心が逃げていると失敗が繰り返される
- 当事者意識を持たないと対策できない
- 精神的に追い詰められたら退職もあり
- 退職で逃れたら同じ失敗が繰り返される覚悟が必要
退職は逃げだと考えられます。
しかし、逃げ道がない様にすると自分を追い詰めてしまいます。
実際には退職によって環境を変えると失敗が繰り返されない可能性もあります。
人は無意識にも失敗しないように行動するからです。
退職してリラックスした事により失敗しない可能性もあります。
もし自分が追い詰められているなら退職も視野に入れましょう。
ですが、そうでないなら安易に退職を考えず失敗に対して出来る事が無いか考える事をお勧めします。
これ以外の失敗に関する記事は、こちらにまとめてあります。
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