上司になると部署の管理を行う必要があります。
平社員の頃は管理の仕事をする事はありません。
管理職としての業務内容を、あらかじめ教育してくれる企業は少なく感じます。
特に中小企業なら尚更です。
ここでは、初めて上司になった時に間違えやすい、管理職の役割について書いた記事をまとめてあります。
部署の管理が管理職の仕事
当たり前ですが、管理職になったら部署を管理するのが仕事になります。
自分の実務だけを行っていた頃と違い部署全体を意識した仕事を行う必要があるという事です。
教育が行える人員構成にする
部署を管理するには適切な人員構成になっている必要があります。
部下が多すぎると、全員の管理を行うのが難しくなります。
最適な人数は上司が管理業務をを行いつつ部下の教育が出来る人数です。
適切な人数を超えて管理しようとすると、部下の教育がままならなくなります。
ここでは、実務、部下の指導、管理業務を兼任するには如何すれば良いかを書いています。
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管理業務を優先する
プレイングマネージャーが増えています。
現場業務を兼任するプレイングマネージャーは、部下との距離が近く信頼関係を築き易そうです。
しかし、実際には業務優先で部署管理や部下の指導を疎かにしてしまいがちです。
ここでは、プレイングマネージャーでも部署を管理するには如何すれば良いのかを書いています。
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部署の管理の基本は部下の教育
部署の仕事を最前線でこなしているのは部下の方です。
上司は部署を管理する上で、部下が能力を最大限に発揮できるようにフォローします。
そのフォローの一つが部下の指導、教育です。
教育を行うには上司が甘えを断つ
人を教育するには、実際にやらせてみて覚えるのを待つ必要があります。
しかし、多くの上司は部下に仕事を任せるのに抵抗があります。
難しい仕事ならなおさらです。
ここでは上司の心理毎の仕事を任せられない理由と対策を書いています。
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教育者を育てて連鎖を作る
上司一人で部下を育てていると部署の規模に限界がでます。
また、部署の規模が大きくなってくると上司一人では部下を育てきれません。
上司が部下を育てる際に、実務だけでなく上司の代わりに部下を育てる事が出来る様に部下を教育する必要があります。
ここでは、部下の指導を通して教育係を生み出す方法を書いています。
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部署の人員不足に備える
病気、事故、突然の退職等によって部署が人員不足に陥ることがあります。
上司は部署のリスクも管理する必要があります。
指導教育を常に行う事で、人員不足に備えておく必要があります。
普段から人員不足に慣らしておく
有給休暇に消化義務が出来ました。
これにより、部下に有給を取得させる必要があります。
特に人員が常にギリギリな部門では有給休暇を取得されるだけでも苦しいと思います。
ですが、この事を逆手にとって人員不足になった時の指導を行う事が可能です。
ここでは、人員減の被害を最低限で済ませる方法を書いています。
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人員不足でも退職者は引き止めない
人員不足の職場では部下が退職を申し出た場合に慰留する必要があると思います。
しかし、実際のところ慰留すれば引き止められる退職者は、退職の動機が不純です。
更に、慰留することによるデメリットは他にも数多くあります。
ここでは、上司が慰留する事によって発生する問題と、人手不足に対する慰留以外の対応策を書いています。
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まとめ:管理職の役割を果たす心得は
上司となったその時から、部署を管理する仕事と部下を教育する仕事が始まります。
理想の形は部下が全ての実務を行い、上司は部下のフォローと部署の管理のみを行う状態です。
この状態まで持っていくには、部下の教育が軌道に乗る必要があります。
教えた尻から退職されたりしているうちは、部署の能力を上げる事はもとより維持する事もままなりません。
近年、終身雇用は期待できなくなりましたし部下の方も期待していません。
条件が良い仕事が見つかったりすれば、あっさり退職されてしまいます。
その時に困らない様に部下の教育方法や、部署の管理能力を磨きリスクに備えられる上司になる事をお勧めします。
この記事以外の部署を管理するための記事をまとめたものは、こちらになります。
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