仕事が出来ない部下の対処法は?出来る様に指導育成するポイントは?

仕事ができない部下の対処法は

仕事ができない部下は必ず居ます。

しかし、上司としては例えどの様な部下でも育てて使わなければ部署を維持できません。

 

仕事を覚えるのが遅かったり、要領の悪い部下を育てるのは確かに容易ではありません。

ですが、失礼ながら要領の悪い部下ほど丁寧に育てれば退職率は低くなると感じます。

(要領の良い部下は、仕事をある程度覚えると他の仕事に目移りしだすため)

 

仕事ができない部下の育て方について書いています。

 

部下育成時は適材適所では駄目

 

部下に仕事を任せる際は適材適所が良いと思います。

しかし、育成段階では仇になる場合が多いです。

 

適材適所は育ってから

 

どんな人でも全く何も出来ないという事はありません。

極端な話、全く何も出来ないのなら就職するところまで生き延びはしないでしょう。

 

何らかの得意な分野か、人並みにできる部分が存在する可能性があります。

それを見極めるには本人が主張する得意分野に限らず色々な事をやらせて見る必要があります。

 

本人がコミュニケーションが苦手だと主張していても他人と交渉出来る部下も居ます。

人と関わる仕事がしたいと言っていても単純なルーチンワークの方が得意な部下も居ます。

 

適所に配置してしまうことは部下の成長に限界を作ってしまいます。

 

仕事ができないのですから、どうせ出来ないと割り切って色々試してみるのが有効です。

 

人並みにできそうなら継続する

 

いろいろやらせてみた結果、人並みか少し劣るぐらいで出来そうな業務が見つかれば本格的に指導を始めましょう。

 

本人が苦手と主張している仕事の場合は、最初は本腰を入れて仕事に取り組んでくれないかもしれません。

その場合は、あなたが仕事の担当を今後変えないと言う姿勢を見せ続ける必要があります。

 

上司として部下に「この仕事を覚えてほしい」と指示しましょう。

間違っても「この仕事が適任だ」と言わないように。

本人が苦手と思っているので、部下からすれば自分の事を解ってくれない上司になってしまいます。

 

部下の苦手な事に取り組ませるメリット

 

色々やらせて見て最低限できる仕事が見つかったか、あるいはどの仕事も駄目だったとします。

苦手分野や出来ない仕事を教えるのは上司としては苦痛かもしれません。

 

ですが、部下が苦手としていたり、要領良く出来ない仕事を教えるのは大変効果があります。

 

苦手を克服=自信につながる

 

人並みにできない仕事ほど成長出来る余地(伸びしろ)は大きくなります。

 

よほど専門の知識が必要な場合でない限り、業務を続けるだけで要領を覚えていきます。

上司の側は失敗のフォローを地道に行って時間を稼ぎ人並みに部下が育つのを待つことになります。

 

人並み以下なので格別の指導は必要ないでしょう。

むしろ基本的なことを繰り返し教えると言う指導のルーチンワークになります。

そして時間が経過すれば、それなりに出来るようになっていくはずです。

 

ここで「同じことを何度も言わせるな」とならないように気をつけてください。

出来ないと解って業務に従事させているので部下が理不尽を感じてしまいます

 

上司から見てマシな状態に育つ頃には部下には苦手なことが出来るという自身が出来上がるようになります。

また、常にフォローしてくれる上司に対する信頼も付いてきます。

 

仕事を覚えるのが苦手だったり要領が悪い部下は、大抵は自己評価が低い(自信が無い)のが原因です。

少しでも出来るようになると自己評価が改善して仕事が出来るように変わる可能性が高いです。

 

部下の育て方が解る

 

仕事ができない部下を地道に育てる最大の効果は、育てる側の育成能力を高める事です。

 

部下育成に限らず、人を育てる事は相手が覚えるのを待つ行為です。

仕事ができない部下を持つと嫌でも育て方を覚える必要があります。

 

部下が仕事ができないとボヤく上司は指導育成能力が不足している場合が大半です。

苦手分野を育てられる部下には悪いですが、指導育成の練習だと思って耐えましょう。

 

人を育てるのに一番肝要なのは教える技術よりも覚えるのを待つ忍耐です。

 

より育たない部下を育てるほどに、部下の育成能力は高まりますし育たない事への焦りも無くなっていきます

効果的な部下育成

 

人を教えるのは覚えるのを待つ持久戦になります。

効果的に待つには本人に考えさせるのが大切です。

 

基礎を教えたら後は考えさせる

 

業務の基本を教えたら、必要以上に教えるのは避けましょう。

例えば部下の失敗を事前にフォローしたり結果の出し方を直接教える等は行き過ぎです。

 

部下には適度に失敗させる必要があります

また、結果が出るように自分で考えさせる必要があります

 

失敗の尻拭いをするのは上司としては辛いですが、失敗しないと覚えません。

失敗前に上司がフォローすると上司がフォローしてくれるとしか覚えません。

一人で業務をこなすには、失敗して立て直すところまで覚えて貰う必要があります。

 

また、結果の出し方を直接教えてしまうと業務が停滞すると上司が面倒を見てくれると覚えます。

部下に今まで教えた知識から結果が出せると判断するなら、「次からどうすれば良いか」部下に聞いてあげましょう。

そして部下が答を出すのを待ってあげましょう。

 

またも忍耐が必要ですが、ここで待てないと部下はずっと育ちません。

この先も部下に一から十まで指示する必要が出てしまいます

 

自分の代わりを務められる様に育てる

 

育成の最終目標は自分の代わりが出来ることです。

出来ない部下であってもそれは変わりません。

 

部下は上司が満足すると途端に育たなくなります

そして、成長が止まると部下は仕事に不満を持つようになります。

 

仕事は辛いものですが、成長を感じている時は辛さを感じにくいものです。

「出来ない部下だから、これぐらい出来れば良い」

と判断するのは危険です。

 

出来ない部下でも育成の最終目標は出来る部下と同じにしておくべきです。

例え最終的に目標に到達できなかったとしても、育てようとし続けている上司の元では部下は成長し続けます。

そして、成長し続けている間は部下は不満を抱きにくくなります

 

まとめ:仕事が出来ない部下の対処法は

  1. 出来ない部下には色々やらせて見る
  2. 本人が苦手と思っている事をやらせるほうが良い
  3. 苦手を克服させると自信がつく
  4. 自信がつくと仕事が出来るようになる
  5. 仕事を教える時は基礎を教えて後は考えさせる
  6. 自分の代わりが出来る部下に育成の最終目標を設定する

 

仕事ができない部下は、いつか必ず出現します。

部下育成は放っておいても育つ部下には不要です。

 

大抵の場合、仕事が出来る人でも他人を育成するのは苦手としている場合が殆どです。

なので、出来ない部下を育てられる上司になることは会社の評価を得る上でも有効です。

 

出来ない部下が居るなら、その出来ない部下を教育することで部下育成の能力を高めることをお勧めします。

 

その他の未熟な部下の指導育成に関する記事はこちらにまとめてあります。

 

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